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2012年8月

出羽三山④月山

不安な天気の中出発し、最終観光地の月山八合目の弥陀ヶ原に来ました。ここは標高1400mなので、今までの麓とは違い天気が変わりやすい。まあ、雲は出ていますが、霧はまいていなくてどうにか散策できそうです。

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レストハウスから月山中の宮を経由してほぼ一周、湿原の中を歩く木道のコースがあります。歩き始めるとさっそく霧がまいてきました。

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シロバナトウウチソウが咲き始め秋の風情です。キンコウカやニッコウキスゲはほぼ終わっています。

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気になったのがこのアザミです。ウゴアザミらしいです。総苞片が針状になっていてオゼヌマアザミにもちょっと似ている感じです。

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中の宮の脇には御田画ヶ原参籠所があります。横から見ると北アルプスの山小屋のようにかなり大きな建物です。(神社の写真取り忘れた!)

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ここにいるのはウサギ。だからご縁年は昨年の卯年になります。

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どうにか霧は晴れて天気ももっています。池塘がたくさんあって「いろは48沼」と言われるそうです。ここから月山山頂までは2時間半と言っていました。天気がよければ向こうに湯殿山あたりが見えるはずなのですが。

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オゼコウホネがありました。ここにもあるのですね。柱頭が赤かったのでそうらしいです。

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月山の山頂は霧の中でした。尾瀬でも見かける古い天然記念物のしるしが立っています。

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そのほか、ハクサンフウロやイワショウブ、エゾシオガマはまだ見頃でしたが、イワイチョウやニッコウキスゲ、チングルマ、モウセンゴケ、ヨツバシオガマなどはもうほぼ終わり。ベニバナイチゴやアカモノなどは見事に実になっていました。バスに戻って集合時間になって雨が降り始めました。無事傘は役に立たずに済みました。

最後は帰り道のドライブインで麦きり御飯を頂きましたが、これも麦きり以外は普通。麦きりも冷や麦とどこが違うのかイマイチ分かりません。

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途中すごいにわか雨にも降られながら、また福島駅まで戻ってきました。

 

出羽三山③、県外温泉㉔「鶴岡温泉

今日の宿もビジネスホテル。そのためか食事は近くのお土産屋での海鮮丼&芋煮。地元の物っぽいのは佃煮くらいで、海鮮丼も一般的なもの、芋煮もなんか違う感じがする。メロンが売り出し中らしくいろんなところで見かけたけど、ここはだだちゃ豆くらいつけないと。

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ホテルは大きなビジネスホテルで、左が本館で結婚式場併設。

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右が新館で、2~7階まではビジネスフロア。裏はショッピングセンターにつながり、買い物には便利な建物でした。

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入り口にはお稲荷さんがあり、元々あったのか作ったのかは不明。Dscn1256

唯一よかったのは温泉付きだったことくらい。温泉は「スオーミ」と看板があり、経営は一緒でも、宿泊者でなくても入れるらしい。

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内風呂はタイル張りで石造りの樋からお湯が注ぎ込むタイプで、奥にはサウナと水風呂があり、ミストサウナは調整中。

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露天風呂はジャグジーとタイル張りの浴槽。露天風呂と言ってもここは10階で上が空いていて、真ん中が曇りガラスになったガラス張りの景気しか見えない。加水はしていないけど、循環・濾過・消毒ありの無色透明、無味無臭の単純温泉。これで加水したらただの沸かし湯と変わらなくなってしまうくらいの温泉で、ちょっと面白みはない。鶴岡温泉ってこんなのかなぁ。

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今日の朝も不穏な空。月山方面はかろうじて見えている。下には山居倉庫のような古い倉庫があり、やっぱり米処を感じさせる。このあとにわか雨が降りさらに不安が広がる。

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出羽三山②鳥海山

酒田市内のビジネスホテルに泊まり、朝市は山居倉庫です。明治に建てられた米の管理倉庫で現在も使われているそうです。背景のケヤキ並木が日よけになっているとか。と言うよりもNHK連続テレビ小説「おしん」のロケ地になったり、「おくりびと」で使われたりと酒田市の名所だそうです。

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北前船などで栄えた米処、庄内地方で米を保管するための倉庫が12棟並んでいます。屋根が断熱や風通しのため二重構造になっていて、屋根の下に隙間があります。また、後ろのケヤキ並木が日よけや風よけになり、自然を利用した低温管理をして、米の品質を守るための工夫が見られる倉庫です。倉庫の前は新井田川が流れ船着き場もありました。

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朝市の観光は、その新井田川の屋形船遊覧です。大きな窓の着いた冷暖房完備の屋形船ですが、予約制のため行って乗りたいからといって乗れないというツアー専用のような屋形船です。

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おまけにこの山居倉庫ぐらいしか見所が無くて、新井田川の岸の町並みを見たり、港の船を見たりするだけで、しいて言えば、ガイドのおばちゃんの話が面白いくらいです。

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ここから秋田県境の鳥海山まで移動。着いたのはお昼です。お昼の弁当は田舎弁当ででっかい焼きおにぎり?1個と総菜だけで、はっきりいって・・・。

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昨日から鳥海山の山頂は見えていません。椅子(まだ置いてあるらしい)に座ってチェロを弾く後ろに見えていたような山(季節的に残雪はないけど)を見たかったのですが、ダメでした。

食後、雨の心配をしつつ出発です。案内付きで、鳥海山麓の中島台レクレーションの森、獅子が鼻湿原を回ります。

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ここの観察ポイントは三つ。「奇形ブナ」と呼んでいるいろんな形をしたブナの木です。雪国に多いブナですが、天然林ではほぼ真っ直ぐに伸びた木が多く綺麗な林を形成します。それで白神山地などは自然遺産に認定されている訳です。でも、ここのブナは人の身長あたりで奇形している物がたくさんあってちょっと変な林です。あと解説員も説明せず、あとで小冊子を見て分かったのですが、鋸歯葉ブナというムカシブナのタイプがあるらしいです。まあ、キンミズヒキ(詳しくはチョウセンだと思っていたけど、ヒメだったかも。写真取り忘れた!)を珍しいと説明していたり、オオウバユリの語源も知らない人だったから・・・。

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その二は、「出つぼ」と呼んでいる鳥海山伏流水の湧水。平成水の百選に選ばれているらしい。雪解け水そのままでとっても冷たい(7℃)ことと、酸性(Ph4)であることと、アルミニウムを含んでいるのが特徴とか。

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三つ目が、「鳥海マリモ」。低温で酸性の水の特性から、そこに生える特殊なコケがマット状に広がったり丸い形を形成しているため、そう呼ばれるらしい。ヒラウロゴケ(ここだけ)とかハンデルソロイゴケ(ここと八ヶ岳)が主なものらしいけど、水苔だからよく分からない。何となく前者が細かく見える方、後者が盛り上がって毛羽立っている方かもしれない。

阿寒湖のマリモは藻類だから全く違うもの。

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名前のついている奇形ブナは二本で「燭台ブナ」と言う西洋のろうそく立てに見立てたもの。

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そして、この森のシンボルが「あがりこ大王」。森の巨人たち100選に選ばれているらしい、巨木です。裏側はキノコが生えたとかで樹木医の治療を受けていたり、木が折れないようにワイヤーがかけてあったりします。近くには炭焼き釜があったりすます。奇形の原因は、ここのブナ林が薪炭林として使われていたためで、積雪の上から出た部分の幹を切って利用していたため、約2m位のところで萌芽を繰り返してその部分が治癒組織として奇形樹が出来たと言うことだそうです。その萌芽を「あがりこ」と呼んでいたので「あがりこ大王」だとか。

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途中で一度にわか雨に降られましたが、おおむね傘も差さずに歩けたので、ほっとしました。少し移動して近くの「元滝伏流水」にも行きました。この頃になると暑くて汗がだらだらでした。ここも鳥海山の伏流水です。このあたりだけ霧に包まれていて幻想的です。水温が低いのがそれでもよく分かります。この近くだけ冷房が効いているようでした。

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このあと、鳥海ブルーラインで鉾立(五合目)まで登ったのですが、雨と霧で何も見えず、40人が一人もおりることなく下ってきました。ここから上が高山植物の世界のようです。

出羽三山①湯殿山、羽黒山

この夏二カ所目の旅行は出羽三山です。昨年は月山のご縁年で行く計画を立てたのですが、ツアーが満席で実現しなかったので、試しに今年のツアーで行ってみました。

天気予報ではしばらく前から、この3日間はずっと天気が悪いということで、半分覚悟を決めて(あきらめて)参加です。

今回は東京9時の集合なのでのんびり出かけました。山形県を巡る旅なのに、下ろされたのは福島駅。これが格安ツアーらしいところです。新幹線代よりもバスの方が安い、山形新幹線は座席が少ない、などの理由から、このあたりでおりてバスに乗るツアーが多いです。バス会社は庄内交通で山形から来ています。お弁当も、「米沢牛 牛肉弁当」と山形の物です。

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おかずは少ないですが、肉はそれなりに入っています。味はちょっと濃いめでしたが、格安ツアーとしてはいい方でしょう。もともと、駅弁だし。

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着いたら、それなりに晴れ間も見え、暑い日になりました。途中のサービスエリアでは、早速、山形にちなんでサクランボソフト(ミックス)を食べました。Dscn1107

まずは、湯殿山に参拝です。湯殿山は、月山の南側にある標高1504mの山です。その中腹に湯殿山神社があります。車はここまでで、ここからは歩いて行くか、専用のバスに乗って行くかです。鳥居の左側が休憩所、その奥が湯殿山参籠所です。

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バスに乗って湯殿山神社の入り口に着くとそこからはこんな感じの景色です。今日はちょっと雲が多めです。

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参道の入り口には牛が。ここのご縁年は丑年です。湯殿山神社は「語るなかれ、聞くなかれ。」と言われてきたのですが、今は観光地に・・・。でも、このあたりからは撮影禁止の看板がいくつもあります。ご神体が巨大な岩で、そこから温泉が湧き出ています。裸足になり、お祓いを受けて身を清めてから中に入るとこが出来ます。ご神体を見ることが出来て触ることが出来るという点ではとても珍しい神社です。最後は足湯で足を清めてから出てきます。なかなか無色透明で熱い足湯でした。

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次は羽黒山です。羽黒山は月山の北側にある414mの山で、今から1400年前の推古元年(593年)に崇峻天皇の御子である蜂子皇子が羽黒山を開かれたのが出羽三山の始まりと言われています。次いで皇子は、月山、湯殿山を開き、両神を羽黒山に勧進して羽黒三所大権現と称しました。
羽黒山は他の山よりも低く、冬でも参拝できるためもあり、この山頂には三神合際殿(重文)があります。

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参拝する場所が三カ所あり、その上には「湯殿山神社」、「月山神社」、「出羽神社」と額がかかっていて、三神が祭られています。

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手前にある鐘楼と大鐘(重文)も古くて戦争でも供出を免れた中世以前としては東大寺鐘に次ぐ大きさだそうです。

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その手前には、ここに皇子を案内したとされる八咫烏がいます。サッカー日本代表で有名になった三本足のカラスです。

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そして、東北といえば、松尾芭蕉「奥の細道」。ここにも松尾芭蕉の句が残されています。有名なのかどうかは分かりませんが、私は知りませんでした。山形だと「五月雨を集めて早し最上川」位しか浮かびませんでした(山寺を除く)。

ここにも、松尾芭蕉の増と句碑がありました。羽黒山を詠んだ涼しさや ほの三日月の 羽黒山」と、月山を詠んだ「雲の峯 いくつ崩れて 月の山」、と湯殿山を詠んだ 「加多羅礼努 湯登之仁奴良須 當毛東迦那語られぬ湯殿に濡らす袂かな の3つが併記されています。最後のは句の内容から当て字になっています。Dscn1128

今回も全部歩かずに、国宝の五重塔は下の随神門から見に行きました。ここは3回目ですが、今回は足元の石にかかれた絵を探しながら歩きました。古い五重塔です。

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