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2012年9月

再度、妻有トリエンナーレ「大地の芸術祭」②

  先週、回りきれなかったので、もう一度妻有トリエンナーレまで行ってきました。

先週は十日町・松代・川西エリアで、今週は中里・津南・松之山エリアです。

中里エリアでは、向かう途中で小作品を見ながら「ホチョムキン」に向かいます。ここは、産廃の不法投棄されていた河原を公園化したところで、河原に鉄の板でできた戦艦のようなものが建っている公園です。

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鉄骨で出来たブランコや東屋がありますが、このブランコは大人でもちょっと乗りづらいです。

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次の松之山エリアが今回のメインかな。まずは「家の記憶」。廃屋になった古民家が昔使われた道具もろとも、黒い蜘蛛の巣に包まれています。二階建ての建物がすべてこんな感じてなかなか面白い空間になっています。作るのが大変だったろなぁと言うのも感想です。

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次が「最後の教室」。体育館が入り口でしたが、入ると真っ暗。しばらくすると目が慣れてきますが、体育館に草が敷き詰められ、椅子が置かれそこに生徒のように扇風機が置かれています。天井から吊された小さな裸電球も不思議な雰囲気を作り出しています。

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体育館だけと思っていたので、校舎の方を見落とすところでした。校舎へ続く廊下も暗く、壁には写真が飾られ、奥ではライトの手前でゆっくりと扇風機が回り、ストロボ効果のような廊下です。

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二階の理科室では、裸電球が点滅し、それにあわせてポルタンスキーの作品らしく心臓の鼓動が響き渡っています。ここは不気味な雰囲気です。外国の人でもやっぱり理科室って、そんな不気味さを感じるところなのでしょうか。それに続く普通教室も裸電球と白いシートとカーテンでで仕切られています。こっちは不気味さは感じません。

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三階の音楽室には壁中に鏡がはり付けられています。それに続く普通教室は今までよりも明るく、なんか清潔な感じがします。白いカーテンで仕切られた教室に布とプラケースが並べられていて、教室と言うよりも感じとしては病院という感じがしました。

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見たかったのが見られたので、ここでお昼にします。ここも作品の一つ「CURRY NO CURRY」です。大変な混雑で行列が出来てました。中には鍋が大量にぶら下がっていたり、二階は寝室のような不思議な空間があったり、壁にはポップアートが飾られていたりしました。

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カレーも作品の一つです。タイカレーと日本のカレーの融合で、タイカレーは鶏のグリーンカレー、日本のカレーは集落で取れた野菜を使ったカレーです。米はコシヒカリ、サラダはタイ風の味付けで、ミョウガの漬け物&塩麹漬けです。お茶は紫蘇茶だったりしました。

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松之山と言えば美人林とアカショウビン。鳴き声から名付けた森の学校「キョロロ」も作品です。鉄板で作ったこの施設も赤く見えるのは錆です。塔の上は展望台になっています。個人的には、入り口にあったでっかいフンコロガシが好きです。

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三省ハウスは、昔の学校を宿泊施設にしたところで、教室だったところには木製のベット(簡易ベットのような)が置かれています。体育館は、青写真の上に子供たちが寝たりして作った布が下がり、床は三輪車で走り回った跡が残されています。

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津南エリアは、マウンテンパークだけ覗いてきました。スキー場ですが、ここからは河岸段丘がよく見えます。

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ちょっと面白かったのは鉛筆の森でした。

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田舎の河岸段丘や棚田などの自然風景と現代アートのコラボはなかなか面白かったですが、何せ範囲か広くて移動に時間がかかるため良さそうな作品と通りがかりの作品だけ見てきました。宿泊ツアーや体験ツアーもあったり、のりおりタクシー&バスも走り、時間をかけてのんびり回るのもいいかもしれません。ただ、季節的に暑くて・・・。

ゲイジュツの秋、妻有トリエンナーレ「大地の芸術祭」

   まだまだ暑い日が続いていますが、そろそろ芸術の秋です。先週のクラシックに引き続き、今週は現代アートです。前から興味のあった、越後妻有アートトリエンナーレ「大地の芸術祭」に行ってきました。範囲が広いので一日では回りきれません。

まずは、情報収集も兼ねて、起点となる十日町の美術館「キナーレ」に行きました。この看板の上に乗っているもの「モノリス」と言う作品です。Dscn1342

ここの見所はなんと言っても、中庭に置かれたぼるタンスキーの作品です。古着を山にしてクレーンがつかんだり落としたりしています。時々古着の山が動いたり煙を上げたりしています。会場全体には心臓の音が流れ続けています。Dscn1339

食堂も作品になっていたりしました。ただ、私個人的にはちょっと不満が残りました。

次に、松代の農舞台に行きました。正式には「まつだい雪国農耕文化村センター」といいます。このあたりは棚田で有名なところだそうです。近づいたところで、ピンクの蛇と色々な動物が目に飛び込んできました。今度は期待できそうです。

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駅との通路には屋号を書いた板が並べられ、その壁をヤモリやハエが這い回っています。駅からの通路がずっとそんなで、なかなか面白い感じを出しています。

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駅近くの高台の花壇の真ん中には、草間さんの花が鎮座しています。草間さんの原色水玉は何度見てもインパクト大です。

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建物の中からは、こんな景色が見えます。棚田の中に農耕をする原色の板が置かれ、一年間の様子が文字で浮かび上がっています。作品の中を人が歩いていたりするのもちょっとしたおもしろさです。

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室内の小部屋では、「だるまさんが転んだ」をしている怪しい人形たちや、

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農作業をする蟻?もいれば、

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机も壁もすべて落書き自由の教室もあります。引き出しの中には、色々な物が隠されています。

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外には、カエルが並び、

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トンボが止まり、

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鉛筆が稲のように作に引っかけてあったりと、農村風景と動物たちが様々な形でコラボしています。一つ一つの面白いし、全体としてもテーマを感じる面白い展示です。あまりにも暑かったので散策はしませんでしたが、里山全体に作品が飾られていて、この辺り一帯を散策しながら楽しめるようになっているようです。

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大満足の中、次の「光の館」に向かいます。ジェームズ・タレルの「光の館」がここのメインです。ここに宿泊して芸術を楽しむことも出来るそうですが、今回は見るだけです。全体的には間接照明をうまく使った柔らかい感じの室内です。

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そして、なによりも天井が空になっている部屋がここの一番の見所です。季節・時間によって見える空を楽しめる造りになっています。

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屋根はスライド式で閉めることも出来ます。サービスで動かしてくれました。山の斜面に立っているためいい風が通り抜けていました。

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このあたりにも作品が点在していますが、公園の入り口にあったドーム型テントに水盤と鏡を置き、太陽の移動によって、虹が見える「レインボー・ハット」が思っていた以上に面白かったです。

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これで終わりとも思ったのですが、帰り道の途中にあった「絵本と木の実の美術館」にも寄ってみました。ここは廃校になった学校を利用した田島征三さんの作品です。入り口のカマキリも個人的には好きでしたが、入ってすぐの元体育館に飾られた作品がすごい迫力でした。流木に色を塗りはり付けて作品にした物が天井に所狭しと下がっています。時々動くようにもなっていて、しばらく見ていても飽きない感じです。ここから三人の冒険が始まり、公舎全体で一つの作品になっています。

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途中からは、竹で作った人形に変わり、竹の作品が今年の新作だそうです。

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学校から飛び出した三人が今度は学校の周りを飛び回ります。「どうらくオルガン」は中に入ると楽器になっていて、動かすと外で色々な音が出る仕掛けになっています。

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なかなか面白かったので、気が向いたらまた出かけてみます。何せ、まだ半分も回っていないから。

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