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2014年5月

スミレ紀行⑧(四国編)

今回の目的は、横倉山のヒメミヤマスミレ。Dscn0490

花のない時期には見ているし、トウカイスミレと分かれる以前は、横倉型ヒメミヤマスミレと東海型ヒメミヤマスミレと言って区別していた、ヒメミヤマスミレのタイプ標本地となっている横倉山で花を見たかった。

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残念ながら山頂部でやっと咲き始めたところだったので、あとでまた再挑戦しようと思うけど、確かにトウカイスミレとは違う。群馬はほぼフモトスミレ。花はほぼ一緒で、葉が尖らずにハート型で、裏が緑色。でも場所によって色々差があるらしい。海岸近くに分布する4月初めに咲くタイプはまたちょっと違うらしい。奥が深い・・・。

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ついでにコミヤマスミレもやっと咲き始め。葉の特徴的な斑の模様は他のスミレとはちょっと違った雰囲気。 これもやっと咲き始め。

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普通だけどタチツボスミレも一応。こちらには山陰型もあったりするので注意が必要。

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ニオイタチツボスミレも標高の高いところではまだ咲いていた。

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ナガバノタチツボスミレもあったけど、標高の低いところで見たのでもうとっくに葉スミレ状態。これは赤い斑が入るマダラ(なぜアカフじゃない!)のタイプだけど、春先はちょっと見分けにくいのがあるけど夏葉はこんなに長くなるなんてビックリです。

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こっちのサクラスミレは赤い斑の入るチシオスミレが多い。(同じ赤い斑もタチツボだとアカフ、ナガバタチツボだとマダラ、サクラスミレだとチシオ、まったく園芸対象になると統一性のない表現をするから・・・。)これもやっと出た所って感じ。

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標高の高いところでもアケボノスミレはちょっと遅かった。群馬ではどこにでもある感じのアケボノスミレも高知ではちょっと珍しいものになるらしい。

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アカネスミレももう終わりかけ。

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間違っていたので訂正。葉はちょっと短めだけと山の方でやっと残っていたフイリマシハイスミレ。こっちはシハイスミレでマキノはない。葉が立つ以外マキノとの違いはよく分からないのだけれど交雑種もあるらしい。

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これはミヤマスミレ。花の色も紫が濃くてミヤマスミレに間違いないけど、後ろの葉を見ると群馬で見るミヤマスミレの葉は丸に近いハート型だけど、これも尖って三角形っぽくなっている。

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シロバナミヤマスミレもあった。葉はやっぱり尖って三角形になっている。根を伸ばして増えるので、丁寧に根を掘ると近くの株に繋がっている。

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ナガバノスミレサイシンは日本海側のスミレで、こちらでも限られた環境に生えている感じがする。群馬では杉林の林床が多い。

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もう夕方になりかけていたけれどやっとヒゴスミレがあった。そういえばエイザンスミレは見ていない。

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赤花ヒゴスミレなんて言われている、ヒゴスミレの赤花タイプ。おそらくはエイザンスミレとの交雑種の ヒラツカスミレではないかと思われるが、この仲間は交雑種でも稔性があるので決め手がない。

ほか、葉になっていたのがノジスミレ、フイリシハイスミレ、写真を撮っていなかったのがニョイスミレ、シハイスミレ、(山陰型は失敗)などでした。

さて、ここからが本格的に交雑種。

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赤い斑から片親はチシオスミレ。葉の鉾型になるところや立ち上がることからももう片親はスミレ。花の感じもサクラとスミレの中間的だし。と言うことでチシオスミレ×スミレの交雑種。チシオアルガスミレとも言う。

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パンダ咲き(二色咲き)だから、白いスミレと紫のスミレの交雑種。赤い斑の入り方から片親はチシオスミレ。丸っこい花、葉の短い感じと厚くて色の濃い質感はフモトスミレ。結論はチシオスミレ×フモトスミレの交雑種。チシオヤシュウスミレになるのかな。

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つまりはこの二種類の子供と言うことになります。ちょうど近くに並んで咲いていました。

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これもパンダ咲き(二色咲き)になっている交雑種だから白いスミレと紫のスミレ。花はちょっと縦長で葉は鉾型、葉が厚めで色が濃くて裏が紫。と言うことで、スミレ×フモトスミレの交雑種になりそうです。別名コマガタケスミレです。

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葉が切れ葉で裏が紫、白い花だけどちょっと紫が入る。近くに咲いていたのはシハイスミレとヒゴスミレだからこの二つの交雑種。シハイスミレ×ヒゴスミレだからカツラギスミレ。

 

GW高知旅行〈植物編〉

今回の一番のお気に入りから。

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近畿以西・四国の蛇紋岩地で春に咲く野菊、シュンジュギク。漢字で書くと春寿菊。名前も良いし、すっきりとした感じが春の野菊らしい。

 

次はサトイモ科シリーズ。

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ミミガタテンナンショウに似ているけど、葉が3枚。だからミツバテンナンショウ。

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海岸近くに多いムサシアブミは、昨年見てから、この不気味さに何となく惹かれる。見るからに南方風の植物。ちなみに後ろにはユキモチソウが。

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付属体の先端が白い餅のようだから。でも、仏炎苞のストライプが何とも素敵。テンナンショウの仲間の中ではユキモチソウとウラシマソウが人気者。

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全体的に緑色だからアオテンナンショウ。葉が多くて仏炎苞の先が穂状に伸びるのも特徴。

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テンナンショウ近縁のハンゲ属、カラスビシャクの別名がハンゲで大きいからオオハンゲ。カラスビシャクと比べるとなかなかの迫力。

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コツクハネウツギも群馬にはない。萼が2枚が特徴。

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シライトソウもなかなか見られないけど、高知だと蛇紋岩のせいか何度か見かけました。

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カザグルマも野生で残っている。蛇紋岩地帯のためもともと生育数も多いのだと思う。関東ではあってもほぼ盗掘にあい絶滅状態。減っているとは言っていたけど、群馬から見るとあるだけでも・・・。でも、高知の人たちには日頃住んでいる地域の貴重性がなかなか分かってもらえないらしく大変そう。

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見過ごしそうになったけど、こっちのはヒメイカリソウらしい。さすが石灰岩の植物も豊富。

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変わったナベワリの花。下向きだから撮りにくい。これも花が下にあるので見逃しそうな物の一つ。

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フデリンドウはたくさん咲いていると何となく撮ってしまう花の一つ。

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群馬だとほとんどミヤマキケマンしかないけど、こっちはフウロケマン。

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咲いていたのはクロフネサイシンだけ。サカワサイシンはあと一歩で開花前。

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群馬では、オオコガネネコノメばかりで違いがよく分かっていなかったけど、コガネネコノメの方が一目で分かるくらい小ぶりで葉も小さい。

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道端ではジャケツイバラが花盛り。群馬にも分布はするけどまだ見てなかった。それにしてもすごく良い香りがする。

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イワギリソウは微妙に咲いていた。望遠で撮らなければならないほど遠かったけれど、見られてよかった。ここでは毎年人が落ちているらしいから・・・。

GW高知旅行

GWの後半は、高知で過ごします。2日の夜に東京を出発しました。そして、

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やっと高知駅に着いた!。夜行バスで8時半につく予定が、何度も渋滞にはまり、遅れること5時間。1時過ぎにやっと到着です。夜行バスは一日を有効に使うのには便利ですが、時間通りに着かないことがあるのがネックです。おかげで今日の予定はほとんどつぶれました。

このあとは、高知の知り合いと合流して案内していただきました。(帰宅後加筆)

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高知と言えば坂本龍馬。駅前には今でも、「龍馬伝」あやかり施設があります。そして最近、高知はアンパンマンで売り出そうとしています。高知駅ではアンパンマン列車が止まっていました。

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ゴミ箱もアンパンマン仕様です。

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高知と言えば、沈下橋。四万十川ではありませんが、沈下橋を何本か見ました。

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高知と言えば、日本がっかり名所No.1の「はりまや橋」です。朱塗りの綺麗な橋です。でも、これも当時のものを復元する形で昭和になって造られたもの。川も狭くて頑張れば飛び越えられそうなほど。もともと埋め立てられて川もなくなり、親水公園を作ったとか・・・。でも観光客は写真を撮りに来ていました。私もその一人です。

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大通りには、かんざしを模した大きなコンクリートの橋があり、ここが「はりまや橋」。川もなくて大通りに橋の欄干だけなのでがっかり名所となったとか。当時のものが残っていないので、どれを「はりまや橋」といっても間違いではないかも。欄干だけは地下にあるらしい。

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高知は、モーニング文化が残っています。関東ではとっても少ないですが、高知はどこの店でもモーニングサービスをやっていると言ってもいいほどポピュラーです。二日目のモーニングはコーヒーにパンとサラダ、そしておにぎりと味噌汁までつく和洋折衷です。これで600円くらいと普通のコーヒー一杯の値段です。

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高知も新緑ですが、基本が常緑樹と植林地で常緑樹の林が今は盛りと花を咲かせています。ドングリの仲間の独特の香りが漂っています。

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こっちも鯉のぼりの季節です。でもこちらは鯉のぼりの他に旗を立てている家が多いのが特徴のようです。

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群馬では見ない山間のお茶畑。良くこんな所につくったなぁという感じのすごい段々畑になっています。海沿いは柑橘類、山はお茶のようでした。

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そして、二日目の観光地は天狗高原です。四国カルスト地形です。一般の観光バスではなかなか連れてきてもらえません。高知は石灰岩と蛇紋岩の国です。

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天狗高原は、標高が高いので落葉樹の林になります。何となく見慣れた景色のように感じます。

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3日目の朝食もモーニングサービスを利用しました。今日は市内のフランス創作料理店です。サラダと野菜スープ、そして自家製ショウガドリンクです。

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モーニングですから、コーヒーとパン。昨日はトーストだったのでちょっと趣向を変えてみました。

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目的はスミレだったので、横倉山は外せません。ヒメミヤマスミレなどここがタイプ標本となっているスミレもあり、高知のスミレの聖地のような所です。

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山頂手前にある「安徳天皇の御陵参考地」は宮内庁管轄地なのでみだりに入ることは出来ません。

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夕食は、駅前の居酒屋で済ませました。船中八策(司牡丹)と酔鯨を飲みながら、鰹のたたきとメヒカリを食べ、上がりにお茶漬けでした。ここの鰹のタタキはタマネギがどっさりです。塩タタキを食べ損なっていたら、隣の方に塩タタキとここの卵焼きのお裾分けをごちそうになりました。

このあとは、またもや夜行バスで帰ります。渋滞で遅れるものと覚悟していました。しかし、渋滞には引っかかったものの20分遅れで東京まで帰り着きました。

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