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スミレ紀行⑧(四国編)

今回の目的は、横倉山のヒメミヤマスミレ。Dscn0490

花のない時期には見ているし、トウカイスミレと分かれる以前は、横倉型ヒメミヤマスミレと東海型ヒメミヤマスミレと言って区別していた、ヒメミヤマスミレのタイプ標本地となっている横倉山で花を見たかった。

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残念ながら山頂部でやっと咲き始めたところだったので、あとでまた再挑戦しようと思うけど、確かにトウカイスミレとは違う。群馬はほぼフモトスミレ。花はほぼ一緒で、葉が尖らずにハート型で、裏が緑色。でも場所によって色々差があるらしい。海岸近くに分布する4月初めに咲くタイプはまたちょっと違うらしい。奥が深い・・・。

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ついでにコミヤマスミレもやっと咲き始め。葉の特徴的な斑の模様は他のスミレとはちょっと違った雰囲気。 これもやっと咲き始め。

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普通だけどタチツボスミレも一応。こちらには山陰型もあったりするので注意が必要。

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ニオイタチツボスミレも標高の高いところではまだ咲いていた。

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ナガバノタチツボスミレもあったけど、標高の低いところで見たのでもうとっくに葉スミレ状態。これは赤い斑が入るマダラ(なぜアカフじゃない!)のタイプだけど、春先はちょっと見分けにくいのがあるけど夏葉はこんなに長くなるなんてビックリです。

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こっちのサクラスミレは赤い斑の入るチシオスミレが多い。(同じ赤い斑もタチツボだとアカフ、ナガバタチツボだとマダラ、サクラスミレだとチシオ、まったく園芸対象になると統一性のない表現をするから・・・。)これもやっと出た所って感じ。

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標高の高いところでもアケボノスミレはちょっと遅かった。群馬ではどこにでもある感じのアケボノスミレも高知ではちょっと珍しいものになるらしい。

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アカネスミレももう終わりかけ。

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間違っていたので訂正。葉はちょっと短めだけと山の方でやっと残っていたフイリマシハイスミレ。こっちはシハイスミレでマキノはない。葉が立つ以外マキノとの違いはよく分からないのだけれど交雑種もあるらしい。

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これはミヤマスミレ。花の色も紫が濃くてミヤマスミレに間違いないけど、後ろの葉を見ると群馬で見るミヤマスミレの葉は丸に近いハート型だけど、これも尖って三角形っぽくなっている。

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シロバナミヤマスミレもあった。葉はやっぱり尖って三角形になっている。根を伸ばして増えるので、丁寧に根を掘ると近くの株に繋がっている。

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ナガバノスミレサイシンは日本海側のスミレで、こちらでも限られた環境に生えている感じがする。群馬では杉林の林床が多い。

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もう夕方になりかけていたけれどやっとヒゴスミレがあった。そういえばエイザンスミレは見ていない。

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赤花ヒゴスミレなんて言われている、ヒゴスミレの赤花タイプ。おそらくはエイザンスミレとの交雑種の ヒラツカスミレではないかと思われるが、この仲間は交雑種でも稔性があるので決め手がない。

ほか、葉になっていたのがノジスミレ、フイリシハイスミレ、写真を撮っていなかったのがニョイスミレ、シハイスミレ、(山陰型は失敗)などでした。

さて、ここからが本格的に交雑種。

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赤い斑から片親はチシオスミレ。葉の鉾型になるところや立ち上がることからももう片親はスミレ。花の感じもサクラとスミレの中間的だし。と言うことでチシオスミレ×スミレの交雑種。チシオアルガスミレとも言う。

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パンダ咲き(二色咲き)だから、白いスミレと紫のスミレの交雑種。赤い斑の入り方から片親はチシオスミレ。丸っこい花、葉の短い感じと厚くて色の濃い質感はフモトスミレ。結論はチシオスミレ×フモトスミレの交雑種。チシオヤシュウスミレになるのかな。

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つまりはこの二種類の子供と言うことになります。ちょうど近くに並んで咲いていました。

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これもパンダ咲き(二色咲き)になっている交雑種だから白いスミレと紫のスミレ。花はちょっと縦長で葉は鉾型、葉が厚めで色が濃くて裏が紫。と言うことで、スミレ×フモトスミレの交雑種になりそうです。別名コマガタケスミレです。

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葉が切れ葉で裏が紫、白い花だけどちょっと紫が入る。近くに咲いていたのはシハイスミレとヒゴスミレだからこの二つの交雑種。シハイスミレ×ヒゴスミレだからカツラギスミレ。

 

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コメント

てばまるさん、こんばんわ。
四国出身ですか。良いところですね。交通は不便だけど・・・。
一人で出かけた遠征だとそうは見つかりませんが、今回は現地の知り合いにハイライトコースを案内していただいたので、色々出会うことが出来ました。カツラギとアルガは見つけておいてくれた物でしたが、コマガタケとヤシュウは偶然見つけました。時期をずらすとまだまだ出るそうなので次の機会を楽しみにしています。

NYANさん、いつもお世話になってます。
やっぱり、横倉山のヒメミヤマは見なくてはと思い出かけました。逆に、ちょっと早くて咲き始めで、良い株を選ぶ余裕はありませんでした。また行きたいです。
今度は、ヒメミヤマがベストなもう少し遅い時期か、海岸沿いのヒメミヤマなどが咲くスミレ真っ盛りシーズンが良いな。

四国出身ですが、四国も侮れませんね!
というか遠征旅行でこれだけ見れて珍しいハーフも出会えるのは凄い確率だと思います。コマガタケスミレの群生が素晴らしい!

横倉山のヒメミヤマスミレ!
実は、NYANも見に出かけたのですが、少し遅くて花を見ることはできませんでした。
いつか、再チャレンジしたいところです。

いろいろな種、いろいろな型をご覧になられた様子。
四国はオモシロイですよね。

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