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2014年12月

屋久島旅行③

3日目は、ヤクスギランドです。

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まずはヤクスギランドの奥にある紀元杉から。これは車で行ける最も大きな屋久杉です。推定樹齢3000年、樹高19.5m、胸高周囲8.1m。その幹には、ヒカゲツツジやヒノキなどの19種類もの着生植物がついています。屋久島は雨が多く、一ヶ月に35日雨が降ると言われていますが、これは林芙美子が浮き雲の中で書いているものです。そのため、幹にたくさんの樹木が着生しているのが屋久杉の特徴の一つです。 なお、屋久杉と言われるのは1000年を超えた杉で、それ以外は小杉と呼ばれています。植林したのは地杉です。
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ヤクスギランドは気軽に屋久杉の歴史を学べる場所です。でも標高は高い(入口が1000m)ので、前回来たときは雪でした。今回は全く雨に降られませんでしたが一週間前は雪で通行止めだったそうで、道の脇には雪がありました。
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ヤクスギランドの入口で迎えてくれるのはヤクジカ(ひろしくん)です。10年前にもいました。てことは世代交代しているってことですね。

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ここは、仏陀杉までです。これも樹齢1800年なので屋久杉です。樹皮もごつごつしてるし…。前回もここは来た覚えがありますが、雪の中を歩いた覚えしかありません。

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現在は屋久杉を切ることが出来ないので、現在では山に残されている切り株や埋まっている木などを年に一度運び出して利用しています。これを土埋木(どまいぼく)と言っています。こんな切り株が利用されるのだと思います。

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切り株には、種が落ち新たな木が生えていることが多いです。屋久島では雨が多くて土は痩せているため、切り株などが栄養源になることが多いためです。これを切り株更新と言います。この木も前来たときに写真に撮った覚えが…。

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木を一本伐採したお礼に、江戸時代から杉を2本植えてきたと言うことです。そのため森の中には切り株の近くに杉の木が2本仲良く並んでいることがよくあります。植えたときには離して植えたのでしょうが、何百年も経って大きくなってくるとこんな近くに植えて・・・と言う感じがします。

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これも植えたのかと思ったのですが、切り株ではなくて倒木の上に種が落ちてそれが大きく育ったために並んで生えているように見える倒木更新という現象です。

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屋久島での最後の昼食は、トビウオの唐揚げ付きです。初日の夕食に出でいたのはこの胸びれの部分だけでした。トビウオはからっと揚げてあるために背骨を除いてすべて食べられます。ひれや頭はパリパリで煎餅のようでした。身も離れやすがったので新鮮なものみたいです。
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帰りもトッピーでしたが、今日は屋久島全体を見ることが出来ました。雨に一度も降られないという屋久島にしては奇跡のような3日間でした。
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種子島は、屋久島とは違い平らな島です。前回は種子島の宇宙センターなども行きました。
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鹿児島に帰って、城山展望台から桜島を見ました。相変わらず良い天気です。

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最後は鹿児島空港近くの焼酎工場というか糀屋の見学です。試飲をしたりして時間をつぶし空港に向かいました。いつものように家に着いたのは翌日です。



屋久島旅行②

二日目は、屋久島を一周します。

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まずは、今回着たかった所の一つ白谷雲水峡です。宮之浦川をさかのぼった所にあるのですが、定期バスはありますが大型観光バスでは行けません。今回はマイクロバスのためここもコースに入っています。

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一番良いのは奥の方の自然歩道のある方なのですが、今回はその入口あたりの二代大杉までです。この杉は一度切られた杉の上に生えた新しい杉が大きく成長したもので、③mくらいの所でちょっと細くなっています。この下はもとは切り株だったため木の根元の部分は空洞になっています。ここには、標高があまり高くないためか屋久杉(1000年超)はあまりありません。弥生杉コースもありましたがそっちはあまり面白くないそうです。

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昼食は、屋久杉に盛られた地元料理です。ゴマサバなどがあって地元料理だそうですが、ちょっと質素な感じです。

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車窓から愛子岳を望みながら安房に向かいます。ちなみに「愛子」という焼酎は愛子様が生まれてからは人気でなかなか買えないそうです。屋久島に来るとよく見かけますが、一番多いのは「三岳」です。
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大きな花崗岩の一枚岩を流れ下る千尋の滝は屋久島を代表する観光地の一つです。滝の左側の大きな花崗岩の一枚岩が千人が手を広げたくらい大きいことから名前がついています。奥にももう一つ滝が見えますが、そっちは別の新しい展望台の方がよく見えます。

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この滝が流れ出ているのがモッチョム岳です。愛子岳と同様前山の一つですが、島の上部は花崗岩で出来ているのため岩山ばかりです。でもここの小学校では必ずここに登るそうです(屋久島の小学校では一番近い山に登るらしい)。
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次が中間ガジュマルです。朝ドラの「まんてん」で使われたそうですが、宮地真緒だから相当前だと思います。ちゃんと見てるのは地デジが始ま哩、群馬が舞台になった本仮屋ユイカの頃からだから、この頃のは見てません。

やっと半周です。途中にある平中海中温泉に今回は寄りませんでした。
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ここも屋久島の代表的観光地の大川の滝です。今回はちょっと水量は少なめです。水量が多くなると右側も滝になり、さらに多いと全部繋がってしまうらしいです。これくらいだと滝壺まで行けます。ただし観光ツアーですので行きたいけど滝見台の所で我慢です。

残りは少しですが、ここまで来てやっと世界遺産地域に入ります。Dscn2387

今回のメインです。大型バスでは来られない西部林道です。屋久島の観光地の中で車でも行ける世界遺産指定地域はここだけです。もともと人の手が入っていないのが指定地域ですのでなかなか行けない所ばかりです。縄文杉や紀元杉も指定地外です。ここは道路以外は人の手が入っていないと言うことです。

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奥は国割岳あたりですが、このあたりは照葉樹林が広く残されている所です。森の中の白く見える木はほとんどがヤクタネゴヨウ(絶滅危惧種)だそうです。日本では屋久島と言えば屋久杉とと言うイメージですが、それだけが世界自然遺産に指定された理由ではありません。

屋久島が世界自然遺産になったのは、「自然遺産としての屋久島の価値は、多くの人たちが暮らしていながら、すぐれた自然が残されていることにある。」と言うことです。①照葉樹林が手つかずの状態で保存されていること、②亜熱帯から亜寒帯までの植物が海岸線から山頂へと連続的に分布する植生の垂直分布が見られること、③樹齢1000年を超える屋久杉が美しい自然景観を生み出していること(杉は日本の固有種)、などです。

西部林道は、屋久杉はありませんが、手つかずの照葉樹林が残されている貴重なところと言うことで、このあたりは海岸まで指定されています。
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野生動物も多くヤクジカ(ニホンジカよりも小型)も見られました。
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ヤクザル(最南端のニホンザル)も見られました。ただし、移動するバスの中からだったので良い写真にはなりませんでした。次はレンタカーでも借りて自分で行こう!。
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西部林道を抜けると屋久島灯台が見えます。
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ウミガメの産卵が見られる永田いなか浜です。向こうに見えるのは口永良部島です。砂浜を歩くとウミガメの卵の殻も見つかります。今度はウミガメの産卵も見たいなぁ。
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最後は、吉田集落。普通の観光旅行では立ち寄ることはないだろうなぁと言うくらい小さな雌雄楽です。屋久島で最も古い集落らしく、昔ながらの集落の様子がよく分かります。まず二階建てはない、集落の中に大きな岩がごろごろしてる、斜面や岩の隙間に家が建っている、古い神社もある。とっても地味でしたが、なかなか面白くて個人的には好きです。
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夕食は、地魚をはじめトビウオのつけあげや屋久鯖船場汁(ご飯とともにあとで)が屋久島料理、紫芋うどんやピーナッツ豆腐は沖縄風、黒豚味噌煮は鹿児島風、ってところかな。

屋久島旅行①

屋久島旅行に行ってきました。屋久島は二回目ですが、前回は種子島と屋久島の両方に行ったのですが今度は屋久島だけです。ただ、やっぱり今頃の季節でしたので花は少なめですが、前回よりは天候に恵まれました。なにせ、前回は屋久杉を見に行ったときに雪に降られてしまいましたから、歩いただけの印象しかありません。ついでに、今回は小型バスのツアーなので前回行けなかった、白谷雲水峡や西部林道まで行けます。Dscn2167

毎度のことですが、始発の電車に乗って羽田に向かいました。飛行機からは富士山がすっきり見えました。まあ、それほど天気がよかった訳です。
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鹿児島に着くと、こっちも良い天気で桜島はバッチリ見えています。北西の風のため煙は向こうに流れています。ここからはトッピー(高速船)に乗っていきます。
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開聞岳もバッチリです。
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屋久島は雲の下です。船の着く正面の宮之浦港あたりは雨は降っていなそうですが、奥岳方面は見えません。
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二日間お世話になるホテルは「シーサイドホテル屋久島」です。この日は近くの「屋久島文化村センター」で屋久島についてのお勉強だけです。まあ、ここで屋久島の自然関係の本をたっぷり入手しました。
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ホテルの近くには、ウイルソン株の実物大模型をかたどった木魂神社がありました。ウイルソン株は縄文杉を見に行く途中にある大きな切り株で登山口から往復6時間くらいかかります。
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ホテルのすぐ下は海岸になっていて、砂岩と泥岩の折り重なった地層が見られます。これは屋久島の海岸で見られる日向層群の地層で砂岩泥岩互層で黒っぽいところが泥岩層です。
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このような地層では漣痕(リップルマーク)が見られることもあります。水流によって出来たさざ波の痕跡がそのまま化石になったものです。左から右に水の流れがあった感じですね。

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これはちょっと分かりにくいのですが、「ズーフィコス化石」と呼ばれている屋久島の天然記念物です。生痕化石(生き物の痕)のひとつで、真ん中を中心に渦巻き模様が見えますが、深海性のユムシとと言う生き物が作った糞の塊らしいです。

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このホテルには大浴場がありますが温泉ではありません(屋久島には温泉はたくさんあります)。夕食は、アサヒガニや地魚をメインにした料理です。鹿児島だから黒豚があったり、島なので沖縄風にウコン料理やゴーヤチャンブルーもついています。屋久島で有名なのはトビウオとゴマサバなので、トビウオのひれの唐揚げもついています。

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