「平戸・長崎・天草-潜伏キリシタン関連遺産と軍艦島クルーズ-」③
11月21日、三日目は最終日です。午前中はほぼ移動時間です。長崎から一度カステラ屋に寄って、雲仙を通り過ぎ、フェリーに乗り換えて、天草に行き、さらに一時間。
最後の日のお弁当もバスの中です。ちらし寿司にでっかい海老が入ってます。
やっと着いたのが潜伏キリシタン登録地の長崎の崎津集落です。ここも集落全体が登録地になっています。
厳しい弾圧とかも有り、今でもキリスト信者以外の家は一年中玄関に〆飾りをしています。
町を見渡せる高台にあるのが諏訪神社です。ここからだと鳥居の先に教会が写ります。
この神社の入口には、元は教会が建てられていた旧修道院が有り、表向きは神社の氏子や仏教徒として暮らしていたのが分かります。
崎津教会は、ハルプ神父の希望でキリシタン弾圧の象徴である踏み絵が行われた庄屋宅跡に建てられ、踏み絵が行われた場所に祭壇があるそうです。半分は灰色のコンクリート造ですが、残りの半分は木造です。まだ中は畳が敷かれていて床に座ってミサが行われていました。
最後は明治近代遺産登録地の三角西港です。明治三大築港の一つで、三池港が開港するまでは三池炭鉱の石炭を輸出するための港として使われました。港全体が世界遺産です。
天草の石工が積んだ石積埠頭は、国の重要文化財でもあります。町には三面石張りの排水路ががあり、昔の建物もたくさん残っています。
おまけの御輿来海岸ですが、夕焼けでも引き潮でもないので・・・。奥には雲仙岳が見えます。
ついでに自然観察。
途中でよく咲いていたのはツルソバです。黒いのは虫こぶ・・・では無くて実です。そのほか、ツワブキなどもありました。
こっちではイヌマキが街路樹としてたくさん植えられています。
今回咲いていたのはナガバノタチツボスミレです。コタチツボスミレもあった場所なのですが、今回は見つかりませんでした。
ヒイラギの花盛りでした。とても良い香りがしたのですぐに気がつきました。やっぱりミカン科です。
植えられていたヒメリンゴが花をつけていました。花と実を撮ろうとしたのですが・・・。
小っちゃなイチジクのような実をたくさんつけたアコウ。やっぱりこっちは暖かい・・・と言うよりも港なので植えたのかも。
分からないスゲ・・・。シダも色々あったけどあまり写真は撮ってません。
鳥はなかなか撮るチャンスがなかった。唯一撮ったのが・・・えっ、ウミガラス!・・・。どうせミズナギドリと思って撮ったのが違ったらしい。あと撮れなかったけど首を横に振って餌を食べてるサギがいたからヘラサギだと思う。
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